セックスピストルズ/勝手にしやがれ!!

「勝手にしやがれ!!」 このアルバムの邦題です。
セックスピストルズは、いつまで経っても古くならない。1975年結成というから約30年経過しているが、僕は数年毎に「セックスピストルズ」を押入れから出しては聞きなおしている。
その都度心の奥にある”なにか”が心の表層部付近まで押し上げられてくる。それが何なのかは未だに分からずにいるが、「血沸き肉踊る」という感覚を感じる。彼らの音楽に触れているのではなく、スピリッツに触れ、触発されているのだと思う。
こんな生活が20年くらい続いている。
「いい年してパンクロックもないだろう」と白い目で見られそうだが、どの時代に聞いても10代の多感な頃感じた”なにか”に対しての不満とか、不安、恐怖、疑問、勇気、みたいな、言葉で表現できない”なにか”が湧いてきて”ぶち壊したく”なるのを感じる。
物じゃなく形のない「体制」とか「常識」のような”なにか”を
セックスピストルズ以降、日本でもパンクブーム、インディーズブームが巻き起こった。でも本物のパンクロッカーなんて日本には数えられるくらいしかいなかったと思う。(ひょっとしたら一人もいなかった?)
ほとんどが、パンクロックの表面をまねただけで中身のない薄っぺらなものだった。
ステージで鶏の首を切ったり、ウンコしたり、裸になったり、なんてバンドもいたようだ。ここまでやると単なる「変態」でしかない。それが音楽と関係あるのか?と言いたかった。
ピストルズは単にうるさいバンドではない。ジョニー・ロットンの独特のボーカルが受け入れられない人には騒音と感じたのかもしれないが、僕が聞くと、非常にメロディアスで切ないフレーズを感じる。
ボーカルでこんな声出せる人は世界中に一人しかいないんじゃないかと思えるくらいに心に染みてくる。
個人的意見だが、ジョニー・ロットンの声は天性のもので「神の声」と呼んでもイイのではないだろうか。彼に対抗できるのは「サッチモ」くらいしか思い当たらない。
音楽を文章で表現するのは非常に難しいが「パンクロック」とは、従わないこと、逆らうこと、騒ぐこと、バカなことをする、ことではなく、心の奥底から湧いてくる”なにか”を表現することではないだろうか。特に子供の頃に感じることが出来た”なにか”だと思う。
セックスピストルズはデビューアルバム一枚発表しただけで解散している。
言いたいこと言って消えた。
こんな部分も「パンク」っぽい(^.^)
セックスピストルズ←ペスト盤がお勧め
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