11人いる!/萩尾望都

「マッチ一本火事のもと、ポーの一族萩尾望都」という有名なギャグをかましたのは「江口寿史」の「すすめパイレーツ」だった。
その「萩尾望都」さんが描いたSFマンガ史上最高の傑作「11人いる!」を紹介する。
「宇宙大学受験会場、最終テストは外部との接触を絶たれた宇宙船白号で53日間生きのびること。1チームは10人。だが、宇宙船には11人いた!さまざまな星系からそれぞれの文化を背負ってやってきた受験生をあいつぐトラブルが襲う。疑心暗鬼のなかでの反目と友情。11人は果たして合格できるのか。萩尾望都のSF代表作。」←コミックより抜粋
「11人いる!」は「別冊少女コミック」に1975年9月号~11月号に掲載された。「別冊少女コミック」を姉が借りてきたのだが、最初は「少女マンガのSF?たいしたことないよ」と侮っていたが、少し読んで、そのまま宇宙の闇に引き込まれるように没頭してしまった。続きが読みたくて姉を急かしたのを覚えている。(早く次を借りて来い(^_^;))
SFとしての設定は、それまでの少年マンガでは考えられないような高度なもので、まるで海外のSF小説のように感じた。たかが1人多いだけなのに、それによる恐怖感みたいなものをうまく表現している。最初から最後まで11人いることがテーマになっていた。少女マンガの細い線と少女マンガ特有の感情表現がSFとマッチすることに驚いた。
その後、あまりの反響の大きさにより続編「続11人いる!」が描かれているが、11人いることがテーマじゃなく、本編の登場人物のその後のようなストーリーで期待はずれだった。
でも、「11人いる!」以降、少女マンガ界でもSFブームになり、結構いける作品も排出された。
たかが3回の読みきりにも関わらず、この作品はマンガ界だけでなく、日本のSF界に与えた衝撃は計り知れない。やはり女性のセンスには脱帽する。
11人いる!←さすが名作!30年たっても売っていた(ーー;)
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コメント
初めまして。TEDDYと申します。
40代のマンガ好きで、つたない文章でマンガのレビューなどをやっております。
TBいただいたので、お邪魔させてもらいました。
男性の方が「11人いる!」を採り上げられていたので、私もホッとしております(笑)。
こちらには私が少年~青年時代に読んでいたマンガがいくつも紹介されており、
嬉しくなって私のブログに「お勧めサイト」として勝手にリンクさせていただきました。
今後も、時々、お邪魔させていただいてよろしいでしょうか?
投稿: TEDDY | 2005/03/13 17:31
「11人いる」が僕の他にも理解してくれる男性がいてうれしく思いました。
リンクありがとうございます。
ぜひ、時々遊びに来てください。
投稿: taro | 2005/03/13 20:53