ファントム無頼/新谷かおる

「新谷かおる」さんのデビュー連載で、1978年~1984年に「週間少年サンデー増刊号」に連載され、かなりの人気を得た作品「ファントム無頼」です。原作は史村翔さん。
「週間少年サンデー増刊号」とは名前的に不定期に発売される特別号のように聞こえるが、月間で毎月発売された「週間少年サンデー」の子分のような雑誌で、増刊号で人気が出たら、本家の方で連載するパターンが多かった。
「神田鉄雄二尉は、航空自衛隊・百里基地に勤務し、戦闘機ファントムを操るパイロットだ。明るく陽気な彼も、音速の世界を飛ぶテクニックは超一流の持ち主。そんな神田をささえるのは、ナビゲーター・栗原二尉。ファントム後部席のレーダー員として、的確な指示をだす、空を知りつくした男。二人は、命しらずの飛行ぶりで、基地司令をこまらすこともあるが、よきパートナーであり、よきライバルだ。今日も彼らは、愛機680号を駆って、大空に飛び立つ。」←作品より抜粋
内容は上の文章の通りで航空自衛隊の名物コンビ「神田」と「栗田」の波乱万丈な物語です。当然「こんなことやるわけないよ」っていう自衛隊法を無視した内容だが、マンガだからいいかぁって思った。多分、航空機とかメカを描きたくてこんな設定にしたのではないかと想像されます。けっこう自衛隊とか航空機がカッコいい存在として描かれています。
月間での連載だったから一話完結が多くて、よく考えて構成されてるって感じる昔懐かしいタイプのマンガです。恐らくこの時期が月間誌で表現できた最後の時代だったと思います。
「新谷かおる」さんのマンガを初めて見たときは「少女マンガ」?って思った。キャラクターが少女マンガっぽかったし、ペンネームも女っぽい。でも線は太くて男らしい。メカもカッチョイイ・・・そんで調べたら「男」でした。しかも「松本零士」さんの弟子だったようです。
メカの描写とか女性の描き方なんかは「松本零士」っぽさが残ってますね。
最近知ったんだけど「宇宙海賊キャプテン・ハーロック」のキャラのデザインにも「新谷かおる」さんがチョッカイ出しているらしいです。時代的にあうなぁって思った。
新谷かおる←メカは松本零士を超えてるかも(~o~)
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